家じまいは「引算」から始まる

~身軽さと安心を手に入れるために~

家じまいと聞くと、多くの方は「大変そう」「片付けが大仕事」というイメージを持たれるのではないでしょうか。
実際、長年暮らした家には多くの荷物や思い出が詰まっており、すべてを整理するのは簡単ではありません。

しかし、家じまいを 「引算の作業」 と捉えると、その意味がぐっと分かりやすくなります。


1. 物の引算

暮らしの中で少しずつ増えてきた衣類や家具、生活用品。
「まだ使える」「もったいない」と思って残してきたものも、振り返ればほとんど使っていないことも多いものです。

家じまいは「残す」ことよりも「手放す」ことが中心。
必要最小限を残すことで、家の中も心もすっきりします。


2. 思い出の引算

アルバムや手紙など、思い出の品を前にすると「捨てるわけにはいかない」と迷う方も少なくありません。
でも、形として残すだけが思い出ではありません。

写真に撮ってデータ化する、必要な一部だけを残すなど、工夫をしながら「引算」することで、
思い出の重さを軽くすることができます。


3. 責任の引算

家や土地をそのままにしておくと、固定資産税や管理の手間が続きます。
さらに将来、相続が発生した際に、子や孫が困ってしまうことも。

家じまいは「次の世代に負担を残さない」という意味での引算でもあります。
所有や管理に伴う責任を、自分の代で減らすことができれば安心です。


4. 心の引算

荷物や不動産を抱え続けることは、知らず知らずのうちに心の重荷にもなっています。
思い切って引算することで、「大切に残したいもの」がよりはっきりし、
心にも余白と安心が生まれます。


家じまいは「未来のための引算」

私たちはこれまで、生活の中で物や思い出を「足していく」ことに慣れてきました。
けれど、人生の後半では「足す」より「引く」ことにこそ価値があります。

物を減らす、責任を減らす、心の負担を減らす――
家じまいの引算は、身軽さと安心を未来に残すための大切なステップです。


まとめ

家じまいは単なる片付けではなく、人生の整理整頓です。
引算をすることで「本当に大切なもの」が残り、
自分も家族も安心して次のステージへ進むことができます。

当事務所では、不動産や相続に関する手続きも含めて「家じまいサポート」を行っています。
「どこから始めたらいいか分からない」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。

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