負動産の処分方法とは?

~持っているだけで負担になる不動産を整理するには~

近年、「負動産(ふどうさん)」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
これは「負の不動産」、つまり「持っていても価値が少なく、むしろ維持費や管理の負担が重くなる不動産」のことを指します。代表的なのは、地方の空き家や使い道のない山林・農地などです。

では、こうした負動産をどう処分すればよいのでしょうか?


1. 不動産会社に売却を依頼する

まず王道は「売却」です。
ただし負動産は市場価値が低く、買い手がつきにくいのが現実です。
それでも、**「地元の不動産会社」や「空き家・古家付き土地の売買に強い会社」**に相談すれば、思わぬ需要がある場合もあります。

売却時には「更地渡し」か「現状渡し」かで買い手の反応も変わりますので、戦略を練ることが大切です。


2. 行政の制度を利用する

近年は、各自治体でも空き家や負動産対策に力を入れています。

  • 空き家バンクへの登録
  • 解体費用やリフォーム費用の補助金
  • 移住促進と絡めたマッチング制度

こうした行政の支援を活用すれば、処分のきっかけになることもあります。


3. 買い取り業者に引き取ってもらう

最近は「負動産の買取」を専門に行う業者も出てきています。
特に、固定資産税の負担や近隣トラブルを避けたい方にとっては、スピード解決の手段です。

ただし、価格は市場相場よりも下がることが多いため、「費用を払ってでも手放したい」という考え方の方に向いています。


4. 寄付・譲渡という選択肢

場合によっては、個人・法人・NPO等に寄付や無償譲渡することも可能です。
特に山林や農地などは、趣味や事業で活用したい人が見つかることもあります。

ただし、相手にとっても維持管理の負担がありますので、慎重な交渉が必要です。


5. 相続の段階で放棄する

そもそも相続が発生した段階で、「相続放棄」を選ぶ方法もあります。
ただし、相続放棄は一切の財産を放棄することになるため、メリットとデメリットをよく検討する必要があります。

また、放棄せずに相続した後でも「不要不動産の処分」に困るケースは多いため、早めの相談が安心です。


まとめ

負動産は「所有しているだけでお金が減っていく」資産です。
しかし、売却・買取・寄付・相続放棄など、必ず解決の道はあります。

「どうせ売れない」と思って放置しておくと、

  • 固定資産税の支払い
  • 雑草や倒壊による近隣トラブル
  • 処分費用の増加

といった負担が大きくなる一方です。

👉 ポイントは「早めに動くこと」。

行政書士として、また不動産会社としても、負動産の整理・処分のご相談を承っています。
「これって売れる?」「手放すにはどうしたら?」など、まずはお気軽にご相談ください。

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